[翻訳] 初めての翻訳 - Brad Nelsonに学ぶBoros
2010年11月11日コメント (4)FFfreaky Friday – Avoiding Traps and Playing Boros
Posted by Brad Nelson
November 4, 2010
http://www.channelfireball.com/articles/fffreaky-friday-avoiding-traps-and-playing-boros/
より、スタンダードのボロスについて書かれた後半部分を訳してみた。
自信ないところは原文併記とか訳注(書きたいだけ)とか括弧書きで補足とかしてあります。添削大歓迎!
----
ボロス
今週はここまでリミテッドの話を沢山したので、ぼちぼちスタンダードの話をするのもいいんじゃないかと思うよ。先週はいろいろな所でボロスをプレイしていた。(つまり、)ボロスにはもはや《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》が無いということでさえ、本当の問題点にはならないということなのだ。
(訳注:原文のEven thought he deck does~に首を傾げるも、Even though the deck does~だと思って訳した)
このデッキに新しく加わったカードは大体がサイドボードに入るものだが、《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》という優れたワンポイント(a great one-drop)を手に入れた。こいつは《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を装備している時に本気を出す。そうでなくても、1度に1点ずつの射撃で最後のダメージを与えるという点ではそんなに悪くない。回していたデッキリストは以下の通り。
25 Lands
4 《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
5 《平地/Plains》
5 《山/Mountain》
1 《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
23 Creatures
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4 《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》
4 《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
3 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
12 Spells
4 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
15 Sideboard
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》
3 《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
メインデッキは実に一直線で、ごくごく普通。ほとんどのプレイヤーはビッグマナやコントロールを第1ゲームで倒しておこうとするから、眼中に無い(out of the gates)このデッキに対処する方法を持っていない。これはメインデッキはブン回りができるように調節しておく(be geared to do what it does best)べきだということを意味する。
ひとたびサイドボードを使ったゲームになると、(相手の)プレイヤーはアグロな攻撃に対処できるカードを持っているだろう。そこで《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》がいい仕事をする。コスを予想できていない場合、ほとんどのコントロールデッキはコスに対処することが出来ない。コスはいくつかのマッチアップでだけ有効だから、そこまで良い物ではないだろうといつも思っていた。(まして、)サイドボードから出てくるコスがどれほど有効かなんて、本当に考えてみたこともなかった。
緑単ビッグマナエルドラージ/Eldrazi Ramp
このデッキは多分ボロスにとって一番いいマッチアップだろう。
相手のデッキにはゲームに勝つことに直結するカード(cards that win the game)がほとんど入っていない。2ターン目の《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》が、緑単が勝つための時間を稼ぐための第一歩だ。もう一つは《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》だ。これは緑単のメインデッキで唯一、ボロスがまともなドローのときでも対処しづらいカードだ。もし緑単のプレイヤーが《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を間に合わせることが出来なければ、踏み荒らす(run them over)のは簡単なはずだ。
サイドボーディング
このマッチアップで、サイドボードの仕方は何通りかある。
第一は、《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》と《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》を持ってきて緑単のプランA(訳注:マナブーストから大型生物召喚の流れ(でしょ?))を打ちのめすこと。
緑単を倒すのに本当にイカした方法(a really sweet way to crush them)を思いついてしまったので、これらのカードが必要かどうかすら実際のところは知らない。クリーチャーに対する緑単の唯一の防御は、(つまるところ)ウィニーの攻撃を止められるようにデザインされたより大型のクリーチャーを入れるという方法だ。《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》パッケージ(訳注:《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》セットですね、分かります)を持ってくるのは、もし緑単がボロスをメタってくる方法が大きいクリーチャーを持ってくるだけであるなら、ものすごく有意義なことだ。
先手の時
In
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
Out
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
2 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
1 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
後手の時
In
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
Out
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
1 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
ヴァラクート/Valakut Ramp
ボロスのクリーチャーを焼いてしまう可能性があるから、こっちは比較的しんどいマッチアップだ。1ゲーム目は緑単エルドラージの時とよく似ていて、ボロスの方が速い。ヴァラクートのクロックはボロスよりも大分遅い。
残念ながら、2ゲーム目はそういうわけにはいかない(that is not that case for game two)。ヴァラクートは《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》、《稲妻/Lightning Bolt(M11)》、《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》すらサイドインしてくるだろう。《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》に対抗してプレイするときに知っておくべきトリックがいくつかある。上陸生物が場にいるとき、ヴァラクート側に2:1交換が出来る機会を与えてはならない。2ターン目に《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》を焼かれるのは別に問題ないが、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》をやられるのは単純な失敗だ。上陸生物が戦場にいるなら、フェッチランドでその生物を守れるようにしておくのが一番いいプレイングだ。なにも君の手元にあるものをはじからすぐにヴァラクートに向かって投げつける必要は無い。(訳注:身に沁みますね)コンボを遅くしてしまう対策用のスペル(interactive)に場所を空けるのにヴァラクートはカードを抜いている(のだから)。
サイドボーディング
In
3 《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
Out
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
2 《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》
1 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
ヴァラクートはブロックに回せる小さいクリーチャーが少ないから、このマッチアップでコスをサイドインするのは気に入っている。コスは本当に”クロックを刻む”ことができる。(It can really put damage on the clock. )(訳注:センスがないので普通に訳した。)
青黒コントロール/UB Control
このマッチアップは、相手のデッキのスタイルによって良くも悪くもなる。《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》からの《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M11)》と《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor(WWK)》をすばやく出してくるかもしれないし、自分のターンに出してくるのはプレインズウォーカーと《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》だけかもしれない。このマッチアップについて知っていることは、《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》に突っ込んでいかない(not walk into)方がよいということが全てだ。
コスはこのマッチアップでサイドインされる唯一のカードだろう。青黒コントロールに対してとても有効なカードだ。相手の立っているマナに対して(against open mana)コスを単純に突っ込ませてはいけない。(コスが通れば、)青黒コントロールはゲームのどの段階であれコスを対処するという厳しい時間を味わうことになるだろう。
ボロス相手に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》を使って山ほどゲームをしたことがある。ボロスが盤面に1体だけのクリーチャーを残していて、自分がジェイスをプレイしてそのクリーチャーをバウンスすればいいだけ、という状況にジェイス側のプレイヤーは持っていこうとするものだ、ということを(経験から)知っている。大体の場合、コントロールのプレイヤーがアンタップする前にジェイスを倒すことが出来るカードをボロスのプレイヤーは持っていない。これこそコスがゲームを実にすばやくひっくり返せる状況である。
対戦相手がカウンターか除去を手札に持っていると思うのなら、普通に攻撃して、第2メインフェイズに(対戦相手が)タップアウトした時にコスをプレイするのが正しいときもある。コスがいる状況でプレイが最良でないとしても(Even though it is not the optimal play with the ‘Walker)、青黒コントロールは多分どうやっても1ターンではコスを取り除けない。
青白コントロール/UW Control
2つのタイプのコントロールデッキの唯一の違いは、青白には《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》がいるであろうということだけだ。青白にはコスを1発で倒せる《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》もある。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》がそれほど頻繁にプレイされないので、悪斬と列柱以外は(青黒と)同じようになる。このデッキは実際には当たらないので、今どれくらいポピュラーなのかは分からない。
(訳注:This deck really isn’t in the queusをThis deck really isn’t in the queuesだと解釈して、それでもよく分からんので適当に訳しました。)
赤単/Mono Red
あなたの周りにいるかもしれないし、いないかもしれないタイプのデッキだ。赤単が周りにいるなら、《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》をサイドボードに取ることをかなり考慮に入れる。消耗戦になる(it comes down to attrition)うえに赤単には《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》のような長期戦に勝つためのカードもあるから、これはきついマッチアップになる。
ボロスはより早く、より強力に攻撃できる可能性があるので、このマッチアップではアグレッシブなアプローチをよく採用する。死ぬほど計算することになるから(It will come down to a ton of math)、全てを分析できたならばこのゲームに勝つことが出来る。
白単クエスト/Mono White Quest
こんなんまだデッキじゃねーし………。(Still not a deck……….)
エルフ/Elves!!!
これもきついゲームだが、メインデッキに《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》を入れてしまえばそんなに悪くはなくなる。エルフは《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》を使う可能性があることを覚えておかなければならない。《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》はここで最良のカードで、これを利用することでゲームの序盤からエルフデッキをコントロールしにいくことが出来る。エルフはボロスのゲームプランを妨害できないので、エルフのゲームプランを妨害してしまうのが勝つための最良の方法である。
サイドボーディング
In
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
Out
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
2 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
記事はここまで。FNM、PTQ、あるいはオンラインのドラフトででも幸運がありますように。PTQのためにミネアポリスに来ている人がいたら、Paradox Comics and Cardsのブースに寄って欲しい。そこで一日中ガンスリンガーをやっている予定だ。レガシーをやらせようなどとしないように…(ミネアポリスはレガシーが盛んだ)。
----
微妙に古い(?)リストで、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が入ってる辺りに《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》が入ってる感じ。あとサイド《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》が強いよと。
《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》はいかほどなんでしょうか…
Posted by Brad Nelson
November 4, 2010
http://www.channelfireball.com/articles/fffreaky-friday-avoiding-traps-and-playing-boros/
より、スタンダードのボロスについて書かれた後半部分を訳してみた。
自信ないところは原文併記とか訳注(書きたいだけ)とか括弧書きで補足とかしてあります。添削大歓迎!
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ボロス
今週はここまでリミテッドの話を沢山したので、ぼちぼちスタンダードの話をするのもいいんじゃないかと思うよ。先週はいろいろな所でボロスをプレイしていた。(つまり、)ボロスにはもはや《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》が無いということでさえ、本当の問題点にはならないということなのだ。
(訳注:原文のEven thought he deck does~に首を傾げるも、Even though the deck does~だと思って訳した)
このデッキに新しく加わったカードは大体がサイドボードに入るものだが、《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》という優れたワンポイント(a great one-drop)を手に入れた。こいつは《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を装備している時に本気を出す。そうでなくても、1度に1点ずつの射撃で最後のダメージを与えるという点ではそんなに悪くない。回していたデッキリストは以下の通り。
25 Lands
4 《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
5 《平地/Plains》
5 《山/Mountain》
1 《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
23 Creatures
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4 《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》
4 《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
3 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
12 Spells
4 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
15 Sideboard
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》
3 《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
メインデッキは実に一直線で、ごくごく普通。ほとんどのプレイヤーはビッグマナやコントロールを第1ゲームで倒しておこうとするから、眼中に無い(out of the gates)このデッキに対処する方法を持っていない。これはメインデッキはブン回りができるように調節しておく(be geared to do what it does best)べきだということを意味する。
ひとたびサイドボードを使ったゲームになると、(相手の)プレイヤーはアグロな攻撃に対処できるカードを持っているだろう。そこで《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》がいい仕事をする。コスを予想できていない場合、ほとんどのコントロールデッキはコスに対処することが出来ない。コスはいくつかのマッチアップでだけ有効だから、そこまで良い物ではないだろうといつも思っていた。(まして、)サイドボードから出てくるコスがどれほど有効かなんて、本当に考えてみたこともなかった。
緑単ビッグマナエルドラージ/Eldrazi Ramp
このデッキは多分ボロスにとって一番いいマッチアップだろう。
相手のデッキにはゲームに勝つことに直結するカード(cards that win the game)がほとんど入っていない。2ターン目の《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》が、緑単が勝つための時間を稼ぐための第一歩だ。もう一つは《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》だ。これは緑単のメインデッキで唯一、ボロスがまともなドローのときでも対処しづらいカードだ。もし緑単のプレイヤーが《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を間に合わせることが出来なければ、踏み荒らす(run them over)のは簡単なはずだ。
サイドボーディング
このマッチアップで、サイドボードの仕方は何通りかある。
第一は、《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》と《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》を持ってきて緑単のプランA(訳注:マナブーストから大型生物召喚の流れ(でしょ?))を打ちのめすこと。
緑単を倒すのに本当にイカした方法(a really sweet way to crush them)を思いついてしまったので、これらのカードが必要かどうかすら実際のところは知らない。クリーチャーに対する緑単の唯一の防御は、(つまるところ)ウィニーの攻撃を止められるようにデザインされたより大型のクリーチャーを入れるという方法だ。《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》パッケージ(訳注:《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》セットですね、分かります)を持ってくるのは、もし緑単がボロスをメタってくる方法が大きいクリーチャーを持ってくるだけであるなら、ものすごく有意義なことだ。
先手の時
In
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
Out
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
2 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
1 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
後手の時
In
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
Out
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
1 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
ヴァラクート/Valakut Ramp
ボロスのクリーチャーを焼いてしまう可能性があるから、こっちは比較的しんどいマッチアップだ。1ゲーム目は緑単エルドラージの時とよく似ていて、ボロスの方が速い。ヴァラクートのクロックはボロスよりも大分遅い。
残念ながら、2ゲーム目はそういうわけにはいかない(that is not that case for game two)。ヴァラクートは《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》、《稲妻/Lightning Bolt(M11)》、《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》すらサイドインしてくるだろう。《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》に対抗してプレイするときに知っておくべきトリックがいくつかある。上陸生物が場にいるとき、ヴァラクート側に2:1交換が出来る機会を与えてはならない。2ターン目に《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》を焼かれるのは別に問題ないが、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》をやられるのは単純な失敗だ。上陸生物が戦場にいるなら、フェッチランドでその生物を守れるようにしておくのが一番いいプレイングだ。なにも君の手元にあるものをはじからすぐにヴァラクートに向かって投げつける必要は無い。(訳注:身に沁みますね)コンボを遅くしてしまう対策用のスペル(interactive)に場所を空けるのにヴァラクートはカードを抜いている(のだから)。
サイドボーディング
In
3 《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
2 《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
3 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
Out
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
2 《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》
1 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
ヴァラクートはブロックに回せる小さいクリーチャーが少ないから、このマッチアップでコスをサイドインするのは気に入っている。コスは本当に”クロックを刻む”ことができる。(It can really put damage on the clock. )(訳注:センスがないので普通に訳した。)
青黒コントロール/UB Control
このマッチアップは、相手のデッキのスタイルによって良くも悪くもなる。《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》からの《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M11)》と《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor(WWK)》をすばやく出してくるかもしれないし、自分のターンに出してくるのはプレインズウォーカーと《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》だけかもしれない。このマッチアップについて知っていることは、《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》に突っ込んでいかない(not walk into)方がよいということが全てだ。
コスはこのマッチアップでサイドインされる唯一のカードだろう。青黒コントロールに対してとても有効なカードだ。相手の立っているマナに対して(against open mana)コスを単純に突っ込ませてはいけない。(コスが通れば、)青黒コントロールはゲームのどの段階であれコスを対処するという厳しい時間を味わうことになるだろう。
ボロス相手に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》を使って山ほどゲームをしたことがある。ボロスが盤面に1体だけのクリーチャーを残していて、自分がジェイスをプレイしてそのクリーチャーをバウンスすればいいだけ、という状況にジェイス側のプレイヤーは持っていこうとするものだ、ということを(経験から)知っている。大体の場合、コントロールのプレイヤーがアンタップする前にジェイスを倒すことが出来るカードをボロスのプレイヤーは持っていない。これこそコスがゲームを実にすばやくひっくり返せる状況である。
対戦相手がカウンターか除去を手札に持っていると思うのなら、普通に攻撃して、第2メインフェイズに(対戦相手が)タップアウトした時にコスをプレイするのが正しいときもある。コスがいる状況でプレイが最良でないとしても(Even though it is not the optimal play with the ‘Walker)、青黒コントロールは多分どうやっても1ターンではコスを取り除けない。
青白コントロール/UW Control
2つのタイプのコントロールデッキの唯一の違いは、青白には《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》がいるであろうということだけだ。青白にはコスを1発で倒せる《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》もある。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》がそれほど頻繁にプレイされないので、悪斬と列柱以外は(青黒と)同じようになる。このデッキは実際には当たらないので、今どれくらいポピュラーなのかは分からない。
(訳注:This deck really isn’t in the queusをThis deck really isn’t in the queuesだと解釈して、それでもよく分からんので適当に訳しました。)
赤単/Mono Red
あなたの周りにいるかもしれないし、いないかもしれないタイプのデッキだ。赤単が周りにいるなら、《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》をサイドボードに取ることをかなり考慮に入れる。消耗戦になる(it comes down to attrition)うえに赤単には《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》のような長期戦に勝つためのカードもあるから、これはきついマッチアップになる。
ボロスはより早く、より強力に攻撃できる可能性があるので、このマッチアップではアグレッシブなアプローチをよく採用する。死ぬほど計算することになるから(It will come down to a ton of math)、全てを分析できたならばこのゲームに勝つことが出来る。
白単クエスト/Mono White Quest
こんなんまだデッキじゃねーし………。(Still not a deck……….)
エルフ/Elves!!!
これもきついゲームだが、メインデッキに《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》を入れてしまえばそんなに悪くはなくなる。エルフは《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》を使う可能性があることを覚えておかなければならない。《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》はここで最良のカードで、これを利用することでゲームの序盤からエルフデッキをコントロールしにいくことが出来る。エルフはボロスのゲームプランを妨害できないので、エルフのゲームプランを妨害してしまうのが勝つための最良の方法である。
サイドボーディング
In
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
4 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
Out
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
2 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
記事はここまで。FNM、PTQ、あるいはオンラインのドラフトででも幸運がありますように。PTQのためにミネアポリスに来ている人がいたら、Paradox Comics and Cardsのブースに寄って欲しい。そこで一日中ガンスリンガーをやっている予定だ。レガシーをやらせようなどとしないように…(ミネアポリスはレガシーが盛んだ)。
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微妙に古い(?)リストで、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が入ってる辺りに《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》が入ってる感じ。あとサイド《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》が強いよと。
《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》はいかほどなんでしょうか…
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気が向いたら訳す。